筑波大学「世界を変えよう基金」鈴木奨学金2025年度奨学生募集のお知らせ

筑波大学「世界を変えよう基金」は、2015年12月本学客員教授鈴木英明氏により創設され、大学内外の社会的・文化的ニーズに貢献する活動に従事する筑波大学生に対して資金支援を行っています。

2020年の新型肺炎感染拡大を機に、日本社会・国際社会に将来貢献する意欲を有する学部生に対し、2020年7月から鈴木奨学金(月1.5万円相当)を支給しています。返済は不要ですが、月2回の「鈴木奨学金勉強会」(対面)に参加し、課題図書についてレポート提出及び発表を行うことが支給要件です。

課題図書は下記のとおりです。

5月:世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ (斎藤ジン、文春新書 1478) 
アジア・ファースト(エルブリッジ・A・コルビー、文春新書1468)

6月:希望格差社会、それから: 幸福に衰退する国の20年(山田昌弘、東洋経済)

7月:世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル (石井光太、PHP文庫)
体験格差 (今井悠介、講談社現代新書 2741)

8 & 9月:非営利組織の成果重視マネジメント(島田恒、東洋経済)貧困削減NGO比較分析

10月:ピークアウトする中国(梶谷懐・高口康太、文春新書1481)
中国不動産バブル(柯隆 、文春新書1452)

11月:日本経済の死角(河野龍太郎、ちくま新書1840)

12月:就職氷河期世代-データで読み解く所得・家族形成・格差(近藤 絢子、中公新書 2825)
人口減少と社会(山崎史郎、中公新書 2454)

1月:持続不可能な財政再建のための選択肢(河村小百合・藤井亮二、講談社現代新書2762)

2月の課題図書は適宜追加

勉強会の開催曜日・時間帯は奨学生と協議して決定します。

 今回、2025年度の奨学生募集を行います。応募を希望する学生は、3月15日までに下記フォームから申し込んでください。募集人数は6~9名です。

https://forms.gle/oenz2z9MK93zm22s9

記入されたフォームを基に3月31日までに書類選考を行い、書類選考通過学生には成績証明書の提出を求めるとともに、必要に応じ4月上旬に面接を行います。奨学生の最終選考は4月20日までに行います。書類選考・最終選考の結果は大学本部事業開発室から各申請者に通知します。